今年も残りわずかとなりました
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今年も残りわずかとなりました。今年は皆様にとってどんな一日でしたか。
鍼灸、マッサージの大幅な療養費の改定があり、世の中は私達の推進する
東洋医療を積極的に受け入れようとする動きは
残念ながらありません。私は、東洋医療に対してまだまだというより全然素晴らしさを知らない人が多いと思います。
せいぜいハンドブックに載ってる「健康に良いツボ」で効果は「言われてみれば楽な様な気がする」程度の認識しかないのが事実ではないでしょうか。
それでは到底、排除しようとしている人たちや東洋医学をや鍼灸マッサージを快く思わない人たちの心を動かす事は不可能です。広めようとしている私たちはそれぞれの形で良いのでより丁寧に説明できるようにならなければいけませんね。
皆さんが例えばインフルエンザなどでふらふらな時に
「何とか力が入る様になりたい」など思う事があると思いますが、例えば「てい鍼」
という棒の様な鍼をツボに構えておくとそれだけで胸がスッと楽になったり熱が下がらない時なども
汗が沢山出て楽になったりするものです。これには施術を行う者のスキルが必要ですが、
問題はこの様な事を「どの様に捉えどの様に受け入れてもらうか」という事も私達は考えないといけないと思います。
理由は「本当に苦しい病気の方は完全に治ろうとは思って居ないんです。藁をもすがる思いで少しでも楽になりたいんです。そこをどう考えて居るのか。それで、コストのかからない鍼灸、マッサージがなぜいけないのか!正しい用い方をすればコストを掛けずに楽にできる事も多い。私達の正しい使い方を至急模索する事が国の医療費を有効に使う事が結果医療費コスト削減に繋がる事の一つだと思います。少しでも早く東洋医療を受けて!」と強く言えるようにならないといけないと思います。
ただ漠然と「鍼灸が良い、マッサージが良い」と言ってもなかなか受け入れてくれる訳がありません。
「こういう時には東洋医療のこの様な施術が楽になります」わかりやすく且つ信ぴょう性をもって伝える事も大切なのかと感じた今日この頃でした。例えば「てい鍼」を例に挙げましたが、他にも症状を和らげるために様々な手段が私達にはあるのです。鍼灸、マッサージ共にもっと有効に使える手段を使用して貰えるように私達も頑張らないといけませんね。無理強いをするのではなく、本当によさを伝えられたら良いですね。「こんな時、この様な方法があれば確かに楽になるのではないか。自分だったら受けてみたい」伝える相手にそう思って貰えるようになる事も大切ですね。そのためには私も含めて伝える側の自分も大きくなる、成長する事も大切かもしれませんね。
整形疾患や手術後患部の痛みが取れない場合など、東洋医学に則り全身的に正しい整えを行う事によって回復が早まります。
それを学術団体ではデータなどを取り鍼灸やマッサージなど東洋医療を受け入れてもらう努力を別の形で行って居ります。データはデータでも「科学的に体内でどういう反応があり有効なのか弊害があるのか」という事と「臨床上、どの様な効果があるのか、若しくはどの様なリスクがあるのか」という事は別でありそれぞれ分けて考える必要があります。
私達NPOは楽になるその経験と事実があれば十分で自分の経験に基づき素晴らしいものだから認めて欲しいと素直な気持ちで強く訴え続けていく事が大切です。そして、もしくはその様な学術団体、研究室と一緒になって根拠に基づき運動したり訴えていく事も面白いのではないかと思います。
年末年始はゆったり美味しいものでも食べながらこんな事を家族で親戚での団らんで話してみてもおもしろいのではないでしょうか。